この記事では、50代の初学者である私が、スタディングの問題集をどう活用して宅建とFP2級に合格したのか——その用途と活用法を解説します!
これから学習してみたい、すでにスタディングで学習を始めたけれど不安な方の
「結局どうすればいいの?」に答えます。
— これだけで合格まで行けるの?
— 本試験レベルで練習できるのか?
— つまずいた時、どう解消する?
本記事では、これらの疑問に具体策で回答します。
スタディング問題集|スマート×セレクトの役割と順番
スタディングの学習フローでは、動画で要点をつかんだ直後に「スマート問題集」、理解を確かめて厚みを出す段で「セレクト過去問集」が配置されています。
スマートは「すぐ解いて定着」を担う毎日の回転役、セレクトは出題パターンやトラップに慣れつつ4択の見極め力を鍛える実戦役。この二つを流れの中でつなぐことで、
学ぶ → すぐ解く → 試して深める
が一本線になり、短時間でも着実に積み上がります。
この順番に沿って、「スマート問題集」を毎日コツコツ回し、試験対策に「セレクト過去問集」で“試して深める”——この流れを反復することで、少しずつ定着していきました。

学習フローでは、講座のあとに「スマート問題集」で基礎的な問題を解き、次のテーマの講座に進む流れです
- 講義の確認用:ひとつの基本講義の直後に配置。すぐ解いて定着。
- 復習に強い:間違えた問題/もう一度やりたい問題だけを抽出して解き直せる。
- スキマ時間対応:短い単位で区切られ、進捗管理もしやすい。
- 結果の比較:スコアを見ながら優先順位を決めて回転を早められる。
- 合計619問
- 宅建業法 145問/法令上の制限 165問/税・その他 79問 など科目別に用意。
※実際の問題数・回数は受講コースと年度で変わります。

一定のテーマごとに、「セレクト過去問集」が学習の流れに組み込まれています
- 厳選テーマ:合格直結の頻出論点に絞って効率学習
- その場で定着:一問一答+すぐ解説で正誤の理由が明快
- 弱点集中:間違えた/もう一度解きたい問題をマーク→その問題だけ再出題
- テーマ別に実戦力UP:4択の見極めやトラップ慣れにも最適
- 合計約300問:
- 権利91/業法82/法令71/税その他52
※実際の問題数・回数は受講コースと年度で変わります。
スタディングのオンライン問題集は、講義で学んだ内容を日々の演習で定着させるための土台です。「スマート問題集」で基礎力、「セレクト過去問集」で実践力を鍛える。この二刀流で、スキマ時間でも本試験レベルまで力を引き上げられます。
50代、記憶力の衰えに落ち込みつつも、“忘れる前提”で少しずつ何度も繰り返しました。結果として、問題演習はスタディング一本で合格に届きました。
私の記憶定着ループ:スマート×セレクトの“二刀流”運用術




- 「スマート問題集」を“コツコツ”と繰り返す
- 「セレクト過去問集」で弱点集中(周辺知識ごと補強+4択の誤答に表れる弱点語まで回収)
- ミスはその場で要復習1にチェック → 復習モード2で回収
- スマート問題集は復習モードで満点になってから次の単元へ(短時間でも定着を作る)
- 結果画面の全受講者平均点3を物差しに、平均未満は重点復習
この順番で「学ぶ → すぐ解く → 試して深める」を回し続けると、時間がなくても着実に力が積み上がります。

迷わず回せる仕組みが揃っているおかげで、短時間でも反復学習が回り、記憶が少しずつ定着しました!
- 最初は解けなくてもOK。 正誤よりも、解説を読んで要点を覚え直し→もう一度解くが効果的。
- 一通り全科目を終えたら、以降は問題練習中心へ。
- スマート問題集/セレクト過去問集を反復して、要復習→復習モードで間違いだけを連射すると定着が速まります。
- 関連レッスンへのリンク
-
問題に関連する講座は、レッスンページ下部の**「関連レッスンのリンク」からワンクリックで開けます。理解→再トライの最短ループが作れます。
- 解答スキップ機能
-
本番モードでは「後で解く」にスキップ、練習モードでは解説確認へスキップできます。目的に合わせて使い分けます。
- 解答履歴(過去3回)
-
テスト結果ページで最大3回分の自分の解答履歴を確認できます。伸びや停滞を可視化し、次に重点配分するテーマの判断に使えます。
全科目終了後:問題集の回し方
全科目を一通り終えたら、学習の軸を“問題練習中心”へ。
狙いは二つ——日々の回転で定着(スマート問題集)と、本試験レベルでの見極め力強化(セレクト過去問集)。
運用はシンプルです。
要復習にチェック → 復習モードで回収 → 満点で一区切り。
2周目はセレクト過去問を多めにして、4択の“消す→絞る”を体に入れます。
3週目はセレクト過去問+AI復習問題で抽出出題 → 弱点“だけ”を磨く
私の「スタディング問題集」運用実例
- スマート問題集|1日の学習ルーティン:朝30分/昼20分/夜15分の小さな回転で、間違いだけを素早く回収。
- セレクト過去問集|4択に強くなる:同一テーマを10〜20問、他肢の誤りを1語メモしながら“試して深める”。
方法を変えずに20〜60分の問題練習を積み重ね、淡々と回した先に“合格”がありました。


- 隙間時間
- 朝・昼・帰宅後に“スキマ時間”を意図して確保しました。社会人には自然発生のスキマはほとんどありません。
- 選択肢の正誤も確認する
- その選択肢を選んだ理由を一言メモに残しながら解答すると、思考過程を振り返れ、理解が深まります。
- 解答欄の解説はテキスト代わり
- 理解が曖昧な問題は、まず解説欄で補強しましょう。わざわざテキストに戻るより効率的です。
- 繰り返し解き、ひっかけパターンをつかむ
- 問題文と選択肢を丁寧に読む。 これを続けるとひっかけの型が見えてきます。逆に読み飛ばすと、設問の意図を取り違えて正誤判断を誤ることがあります。

新機能で、選択肢をタップで打消し線ON/OFFが出来るようになりました!
消去法がラクになります。

これは便利!スキマ時間勉強の効率が上がります。
結局、スタディングを回し切ること=本試験レベルの練習で、私はそれで合格に届きました。
つまずいた時の対処
学習中は、何度も「わからない!!!」にぶつかります。初学者で周りに聞ける人もいない——そんな不安をほどく最短の手が、スタディングのAI検索(AIマスター先生)です。
まずはAI検索で要点を即チェック。
解決しない場合はQ&Aサービスで講師に質問できます。
また、文字を読むのがつらい日は、YouTubeでテーマ名を検索すると分かりやすい解説動画が見つかることも多いです。
このように、AI検索/Q&A/Web・YouTubeを組み合わせれば、疑問はその場で解消することができました。
AI検索(AIマスター先生)
“わからない”で止めないための相棒が、スタディングのAI検索とAI説明です。
AI検索はさがしもの名人。テキスト・講義・Q&Aから該当箇所を即表示し、設問検索なら13年分のテーマ別過去問を一瞬で一覧できるので、出題パターンを手早くつかめます。
さらにAI説明は隣の優秀な友達のように、その場で教材内外の要点を噛み砕いて教えてくれる。だから、探す→理解→解き直すが止まらず回り、学習の渋滞が消えます。
- 検索対象が幅広い
- スタディング内の動画、テキスト、練習問題、過去問、講師のQ&A、さらには自分のマイノートやメモも含めて一括検索できます
- AIによる高精度な検索
- 通常の検索より文脈理解に優れ、関連性を判断して必要な情報を上位表示。入力表現の揺れにも対応しています。
- 生成AIデータでわかりやすく解説
- 人に相談するような感覚で、『AIマスター先生』に気軽に質問できます。。
- AIがスタディングの学習コンテンツや過去Q&Aを元に「AI説明」を自動生成。さらに必要に応じて、スタディング外の情報も参照しつつ別角度の解説も提供してくれます。
- 検索結果の即時確認・スムーズ移動
- 検索結果にはページの文面が表示されるため、該当ページを開かずして内容を判断でき、効率良く学習を続けられます
※機能・価格は年度やコースで異なるため、最新の公式情報をご確認ください。
AI検索とAI説明の使い方とレビューはこちら別記事)
学習Q&Aサービス
学習中に“わからない”で止めないための切り札が、スタディングの学習Q&Aサービスです。講座内の質問フォームから投稿すれば、講師や専任スタッフが回答。さらに対象コースの受講生は、他の受講生の質問と回答も閲覧可なので、自分が聞いていない論点からも学べます。
利用はQ&Aチケット制(1枚=1質問)。とくに宅建のように法律用語が多い試験では、用語の意味や条文の解釈といった自力で詰まりやすい疑問をその場で解消でき、理解が一段深まります。
- 講師やスタッフに直接質問できる
マイページから質問を投稿すると、経験豊富な講師がわかりやすく丁寧に回答してくれます。オンライン講座でも安心して学習を進められる仕組みです。 - 他の受講生のQ&Aも参考になる
自分だけでなく、過去の受講者が投稿した質問と回答も閲覧可能。自分と同じような疑問を持っている人が多いと気づけて安心感にもつながります。 - 直前期には利用できない注意点あり
試験日の約2週間前~当日は、回答が間に合わないことがあるため、質問のタイミングには気をつけましょう。
※機能・価格は年度やコースで異なるため、最新の公式情報をご確認ください。
“わからない”はここで解決:宅建Q&A(公式) / FP講座Q&A(公式)
YouTubeの活用(補助教材)
スタディングを軸に進めつつ、行き詰まりはYouTubeで“別角度の説明”を当てると理解が早いです。また、どうしても文字を読みたくないとき、運転中や歩行中など、耳学しかできない時にYouTubeは活用していました。
個人的にお世話になった、わかりやすい/図解が多い/条文の背景まで触れる/更新が継続的な講座を、補助教材として紹介します。
棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】
こんな時に効く | テキストを読んでも、web検索をしても理解できないとき |
おすすめポイント | 無駄がなくテンポ感が心地いい。かみ砕きが上手い。替え歌の“覚え歌”が秀逸/完成度が高い。実務の話が聞ける。 |
最初の1本のおすすめ | 【宅建覚え歌単体動画:開発許可(残酷な天使のテーゼ エヴァ)聞き流し用】 |
サトの宅建チャンネル
こんな時に効く | 運転中、家事中、ウォーキング中の耳学で勉強したいとき |
おすすめポイント | 声がきれいで集中しやすい一問一答。分野ごとに並んでいるのが助かる。 |
最初の1本のおすすめ | 【宅建過去問 2025】建物の一問一答過去問題集聞き流し/全26問 |
ほんださん / 東大式FPチャンネル
こんな時に効く | 法令または専門用語の理解が困難な場合 |
おすすめポイント | 解説がかみ砕かれていて、わかりやすい。 要点が明確で、理解がすっと進む。 |
最初の1本のおすすめ | FP2級を目指すなら知っておいてほしいこと【難易度・勉強法etc…】 |

YouTubeには多くのYouTuberが動画を投稿しているので、好みに合うチャンネルを探してみてください。
まとめ|最初の3つの疑問へのアンサー
これだけで合格まで行けるの?
行けました! 教材を増やさず、平日25〜60分+休日は約3〜4倍。
やることは常に同じ、スマート→セレクトの二刀流を淡々と。
私はこの回し方で合格しました。
本試験レベルで練習できるのか?
できます! セレクト過去問集で出題パターンと4択の見極めに慣れ、他肢の誤りを一語メモして周辺知識まで拾います。
1テーマ10問前後を同一テーマで固め撃ちし、結果画面の受講者平均を物差しに平均未満のテーマを厚めに復習。この積み重ねで、本番でもひるまずに解けました。
つまずいた時、どう解消する?
学習を止めない設計があります!
①解説で引っかかり特定 → ②AI検索/AI説明で要点を即確認 → ③関連レッスンで補強 → ④要復習→復習モードで再戦。
それでも霧が晴れない箇所は、学習Q&Aに質問。

50代で記憶に自信がなくても、“忘れる前提”で同じやり方を淡々と。
私はスタディングの問題集を軸に、この二刀流を積み重ね、合格に届きました。
今日の5分からで十分。まずはスマート5問、そして要復習の回収から始めてみてください!
